Home>ランチョンセミナー>第30回 2014/11/20

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吉良洋輔
 「東日本大震災後の仮設住宅団地における自治会設立の条件」

日時 11月20日(木) 12:25〜13:05
場所 西9号館 3階 318号研究科会議室
報告者 価値システム専攻谷口研究室 日本学術振興会特別研究員PD
吉良洋輔 氏
発表概要 東日本大震災後に建設された仮設住宅では、少なくない数の自治会が設立された。自治会は、ボランティアの受け入れ・行政機関との交渉・住民間のトラブル調整など、住民に便益をもたらす活動を行ってきた。その一方で、自治会が作られなかった団地や、地元の既存町内会に編入された団地も少なくない。それでは、どのような性質を持つ団地において、設立されやすかったのだろうか。
 この問題を考える際、ゲーム理論のモデルであるボランティア・ジレンマが参考になる。このモデルは、一定数(例えば一人)がボランティアを行い私的にコストを支払うことで、全員が便益を享受できる状況のモデルである。この混合戦略ナッシュ均衡では、プレイヤー数が増えるほど、ボランティア出現確率が低下する。
 そこで本報告では、岩手・宮城・福島の仮設団地における自治会設置状況データを用いて、団地規模及びその他の変数が、自治会設立に対して与える影響を考察する。

・助教、PD、博士学生を主対象とした会ですが、それ以外の教員や学生の方も歓迎します。

・お茶・お菓子などを有志で準備しています。