東京工業大学・社会理工学研究科は、人間と科学技術が調和した社会を目指す人を募集しています。
大学院進学やその先の仕事のこと、ライフプランのことなど、本研究科を修了して社会で活躍している先輩や、在学中の学生から情報をご提供します。
研究活動や就職活動に関するリアルトークです。
後半はディスカッションの時間もあるので、いろいろな疑問や相談を待っています!
お誘い合わせの上ご参加ください。
日時 | 2012年12月15日(土曜日)14:00〜18:00 |
会場 | 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館 MAP デジタル多目的ホール(第1部) コラボレーションルーム(第2部) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 参加をご希望の方は、 ①氏名、②所属大学及び専攻、③住所、 ④電話番号、⑤メールアドレス、⑥関心のあるテーマ をご記入の上、下記アドレスへメールにてお申し込みください。 talk-and-dis@valdes.titech.ac.jp |
締切 | 2012年12月14日(金曜日) |
案内 | ダウンロード[PDF] |
お問合せ先 | talk-and-dis@valdes.titech.ac.jp |
社会理工学研究科では、2012年12月15日(土)の14:00から18:00に、大岡山キャンパス西9号館2階のコラボレーションルームにて、イベント「トーク&ディスカッション"大学院×仕事×未来"」を開催いたしました。
当イベントは、当研究科の現役学生と OBOG のトークやディスカッションを通じて、参加者に、当研究科で身につけられることやそれを生かせる仕事を理解してもらい、キャリア・パスやライフ・プランの中の「社会理工学研究科」を描いてもらおう、という趣旨で開催されました。
2012年11月中旬から、ポスターや当研究科のWebサイト等で参加者募集を始めました。参加申込をして下さったのは、ほとんどが学外の方で、関東圏の大学生が中心でしたが、中には遠く北海道からご参加くださった方もいらっしゃいました。当日はあいにくの雨でしたが、参加申込をして下さった方ほとんど全員にご参加いただき、みなさんの意識の高さを感じました。
第一部は「トーク」で、14:00から15:30に行いました。
開会にあたって、研究科設置に尽力し、また、研究科長も務めた今田高俊教授(価値システム専攻)が挨拶し、研究科の成り立ちや今後の展望を述べました。
続いて、現役学生の方4名とOBOG の方4名、あわせて8名の方々による講演が行われました。次が、講演をして下さった方々です。
現役学生:
・山下直人さん(人間行動システム専攻、前川研究室、修士2年)
・成田彩夏さん(価値システム専攻、徃住研究室、修士2年)
・古山由希子さん(経営工学専攻、鈴木研究室、修士2年)
・山崎真依さん(社会工学専攻、武藤研究室、修士2年)
OBOG:
・椿本弥生さん(人間行動システム専攻、旧赤堀研究室、H16修士課程修了、H19博士後期課程修了)
・野田浩平さん(価値システム専攻、徃住研究室、H14年修士課程修了、H20年博士後期課程修了)
・宮脇智子さん(経営工学専攻、飯島研究室、H21年修士課程修了)
・秋葉美穂さん(社会工学専攻、樋口研究室、H23年修士課程修了)
みなさん、ご自身のご所属・ご出身の専攻での体験を中心にお話し下さいました。共通していたのは、社会理工学研究科がカバーしている講義や研究テーマの「多様性」と、研究室の体制や留学・国際学会発表支援など制度の「充実」でした。
講演者のみなさん全員が、それぞれとても魅力的なプレゼンテーション・スタイルお持ちで、また、プレゼンテーション・スキルが高かったことがとても印象的でした。
<当日の様子>
現役生 | |
人間行動システム専攻の修士課程2年生の山下さんは、「研究に打ち込むことが就職活動の成功につながる」の力強いメッセージ。 |
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成田さん(価値システム専攻修士課程2年生)は、社会理工学研究科がカバーする研究テーマの多様性を強調します。 |
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経営工学専攻の古山さん(修士課程2年生)は、「研究対象の広さと研究方法の多様性が社会理工学研究科の力」と話します。 |
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社会工学専攻修士課程2年生の山崎さんは、留学や学会発表の経験、現在の研究テーマなど大学院でのご自身の活動を紹介して下さいました。 |
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OBOG | |
人間行動システム専攻で博士号を取得した椿本さんは、心理学と教育工学のアプローチの違いに戸惑った経験を語って下さいました。 |
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社会理工を修了すると、どんな分野の人と会っても物怖じしなくなる」と野田さん(価値システム専攻博士後期課程修了)。 |
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「広い興味を持って、社会理工学研究科の様々な講義や制度を積極的に利用しましょう」と宮脇さん(経営経学専攻修士課程修了)。 |
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秋葉さん(社会工学専攻修士課程修了)は、社会理工学研究科で論理的思考と課題構築力、コミュニケーション能力をにつけたと話して下さいました。 |
第二部の「ディスカッション」は、15:45から17:30に行いました。
「大学院進学」、「入学後の活動」、「企業への就職」、「研究者への道」という4つのテーマを設け、参加者の方々が質問を投げかけ、講演者のみなさんがそれに答えるという「Q&A方式」でディスカッションを進めました。そして最後に、テーブルでのディスカッション内容を全体に向けて発表し合い、ディスカッションの成果を共有しました。
参加者が発表したテーブルと在校生が発表したテーブルがありましたが、各テーブルとも、とてもまとめ方が上手だったので、短時間で多くの情報が交換できました。
第二部の終了後、各専攻から参加した教員が学内外からの参加者からの相談にのっている様子があちらこちらで見られました。また、現役学生のみなさん、OBOGのみなさん、教員のみなさんが、「同窓会」的に談笑している場面もありました。参加者のみなさんにとってはもちろんのこと、現役学生やOBOG、そして、教員にとっても、有意義な時間になったのではないかと思います。
ご参加いただいたみなさま、準備にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
報告者:猪原健弘(価値システム専攻)